前回の記事では、一条工務店の家は電気代が高いのかについて、我が家の1年間の電気代をもとに考えてみました。
わが家の基本情報もありますので、よろしければ前回の記事も読んでみてください。
→前回の記事「一条工務店は電気代が安い!? 1年間の電気代・売電額」
今回は、月ごとの電気代を比較して、どんな時期に電気代がかかるのかを見ていきます。
一条工務店は全館床暖房が有名ですが、全館床暖房ってものすごい電気代がかかるんじゃないの?
という疑問にもお答えできるのでないかと思います。
月ごとの電気代
(1)グラフ「月ごとに電気代」
2019年2月~2020年1月までの電気代をグラフにまとめました。
表示されている価格は、電力会社から購入した電気(買電量)と太陽光パネルで発電して消費した電気(消費量)を合わせたものです。
買電量だけでグラフをつくってみたところ、太陽光パネルの発電量が多い時期は電気代が下がってしまうなど、実際に使用した電気代とけっこうな差が出てしまいました。
そこで、消費量と買電量を合わせることで、純粋に使用した電気量で示しています。
(2)特別な月
まずイレギュラーな部分を押さえておきます。
本格的に住み始めたのが、2月の中旬からなので、2月は冬の割には電気代が低くなっています。
次に、3~5月についてですが、極端に電気代が低くなっているのは、3月中旬から6月始めまで出産のために家を空けていたことによるものです。
住んでいない状態でも、これくらいの電気代がかかるという目安にはなるかと思います。
(3)電気代が高かったのは
第1位
わが家で最も電気代が高かったのは、≪8月≫26,896円です。
内訳は、太陽光発電の消費量が13,331円、買電量が13,565円ですので、電力会社に支払った電気代はそれほど高くはありません。
太陽光パネルのおかげです。
ただ、消費していなければ、その分、電力会社に電気を売って収入が入っていたことを考えると、やはり電気の使い過ぎは禁物です。
思い返してみると、昨年、7月までは、夏の割には涼しく、8月になって一気に猛暑となった記憶があります。
そして、わが家は、エアコン2台を24時間つけっぱなしで、ほぼ全館冷房の快適空間をつくっていたので、当然の結果かと思います。
第2位
次に電気代が高かったのは、≪1月≫26,599円です。
一条工務店の我が家は、全館床暖房を24時間運転でした。
8月とほぼ同額ですが、私としては、全館床暖房の方がもっと高くつくと思っていたので、意外な結果となりました。
一条工務店の全館床暖房は、夏のクーラーに負けない高効率な暖房設備であると思います。
内訳は、太陽光の消費量は91,04円、買電量は17,495円です。
8月と比べて、消費量が少なめで、買電量が高くなっています。
夏と比べると、冬の太陽光は発電量が低く、発電される昼間に暖房器具は電気をあまり使わないということによる結果かと思います。
おわりに
以上のように、電気代が高かったのは、1位が8月、2位が1月という結果となりました。
文にはしませんでしたが、3位以降は1位・2位の月の前後あたりという結果でした。
そして、この1位と2位にはほとんど差がありません。
一条工務店の全館床暖房って快適そうだけど電気代がすごいかかるんじゃないの?という疑問には、そうでもないよ、夏のクーラーと同じくらいだよという答えになります。
もちろん、床暖房やクーラーをどのように使うかで差は出てくるでしょう。
かなり贅沢に電気を使っているわが家の電気代。
高いと思われたか、安いと思われたか、人それぞれかと思います。
読まれた方それぞれの何か参考になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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