一条工務店は電気代が安い!? 1年間の電気代・売電額

スポンサーリンク

 

一条工務店の家に住みだして、1年が経ちました。

そこで、今回は、1年間の電気代についてまとめます。

 

私が住んでいる一条工務店の家「i-cube」は、高気密・高断熱で全館床暖房、そして、屋根いっぱいに太陽光パネルを設置できるという特徴があります。

また、夏には24時間クーラーをつけっぱなしで使用しています。

 

そんなエコな高気密・高断熱、太陽光パネルだけど、非エコな全館床暖房と24時間クーラーで過ごした1年。

 

結果、どれくらいの電気代がかかったのでしょうか。

みなさんの参考になればと思います。

 

スポンサーリンク

1 基本情報

みなさんが住んでいる家や住もうとしている家と比較しやすいよう、先にわが家の基本情報をお伝えしておきます。

単純に電気代だけお知りになりたい方は、お手間ですが、目次から跳ぶか、一気にスクロールしていただけたらと思います。

 

(1)家

地域 : 愛知県

ハウスメーカー : 一条工務店

商品 : i-cubeⅡ

広さ : 2階建て 111.17㎡ 33.63坪

太陽光パネル : 10.08kW

 

(2)電気・ガスの契約

電力会社 : 中部電力

契約種別 :

〈買い〉スマートライフプラン

〈売り〉再生可能エネルギーからの電力需給契約(余剰買取)

買取価格は、1kWhで19円。

買取期間は、太陽光パネルがギリギリ10kWを越えているので、20年買取となっています。

 

ガス契約 : なし。オール電化なので、ガス代はゼロ円です。

 

(3)主な電気使用

電気使用量が多そうなものとして下記のものがあります。

 

〇クーラー : 夏季の間、2台を24時間起動しっぱなしで、ほぼ全館冷房

〇全館床暖房 : 冬季、24時間つけっぱなし

〇エコキュート : 1年通して、ほぼ毎日お風呂に入っています。

〇食洗器 : 毎日2・3回ほど運転。

〇ドラム式洗濯機 : 毎日、洗濯を2・3回、その内2回は乾燥もしています。

 

ご覧の通り、けっこう贅沢に電気を使っています。

 

2 我が家の電気代

(1)1年間の電気代と月平均

では、本題の我が家の電気代を紹介します。

2019年2月から2020年1月までに中部電力から購入した電気の料金です。

 

買電量 : ¥129,047

月平均 : ¥  10,754

 

1年で約13万円、1月あたり約1万円。

オール電化でガス代なし、24時間クーラー、全館床暖房の家の電気代です。

 

(2)太陽光発電の売電量と消費量

続いて、太陽光発電についてです。

ここでの用語の確認です。

消費量 … 太陽光パネルで発電して、家で使った額。つまりは、電気を買わずすんだ額。

売電量 … 太陽光パネルで発電した電気を中部電力に売った額。つまりは、副収入。

わが家は余剰買取という契約なので、発電した電気をまずは、家で使って、それでもあまった分を中部電力に売っています。

 

わが家は1年間で、

消費量 : ¥  80,228

売電量 : ¥201,671

という結果になりました。

 

1年で電気代8万円を節約し、さらに、20万円の副収入が入ったことになります。

合わせて28万円もお得に!!

 

(3)安い?高い?を検討

ここまでの数字を見た段階で、すでに安いかどうかは判断できたという方もいるかもしれませんが、もう少し詳しく考えていきたいと思います。

検討がしやすいようグラフを作ってみました。

① 売電量と買電量

まずは、売電量と買電量の比較です。

売電量 : ¥201,671

買電量 : ¥129,047

買っている額よりも売っている額の方が7万円ほど高いです。

電力会社に対して、7万円、もうかったということですね。

 

② 太陽光発電量(消費量・売電量)と買電量

次に、左側の売電量に消費量を足して、太陽光発電量として、グラフを作り直してみました。

先ほども述べたように、消費量は、太陽光パネルで発電した電気を家で使った量のことです。

つまり、買わずに済んだ電気代です。

太陽光発電量 : ¥281,899

買電量 : ¥129,047

売電量と消費量を合わせると、買電量より15万円ほど高くなります。

つまり、太陽光パネルを設置したことで、1年間の電気代が15万円お得になったということです。

 

③ 売電量と使った電気量(買電量と太陽光発電の消費量)

今度は逆に、買電量に消費量を足して、使った電気量としてグラフにしてみます。

そうすることで、太陽光パネルがなかった場合、かかっていたであろう電気代を出すことができるかと思います。

売電量 : ¥201,671

使った電気量 : ¥209,275

ということで、使った電気量の方が8000円ほど高くなりましたが、ほぼ差し引き0です。

 

しかし、ここで大切なのは比較ではなく、太陽光パネルがない場合に実際にかかっていたであろう「使った電気量」そのものです。

使った電気量が、1年で約21万円

1月あたり、約1.75万円

太陽光パネルがなかったら、かかっていた額です。

 

まとめ

我が家の電気代をもとに、一条工務店の電気代が高いのか検討してきました。

 

まとめると、

〇 34坪、太陽光パネル10kW、ぜいたくに電気を使ったわが家で、年間約12万円月1万円

〇 太陽光パネル(10kW)を設置したことによって、1年で8万円の節約、20万円の収入が得られて、計28万円お得に。買電量を差し引いても、プラス15万円

〇 電力会社への収支は、プラス7万円

〇 もし、太陽光パネルがなかったとしたら、年間21万円月1.75万円だった。

 

安いと思われますか?高いと思われますか?

1年住んだ私としては、太陽光パネルがない想定の年間21万円だとしても、ガスなしでこれだけぜいたくに、快適に暮らして、このお値段だったら安い、という考えです。

 

最終的には、これを読んでくださっている皆さんが判断されることかと思います。

参考になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

コメント

  1. […] […]