ショールーム巡り、3つ目の記事となります。
今回は、三協アルミです。
私が契約した一条工務店で採用できる玄関ドアは、三協アルミ製です。
また、その玄関ドアのキーのオプションとなる電子錠(電子キー)というものもあります。
今回は、その三協アルミのショールームを訪れて、知ったこと考えたことをまとめていきたいと思います。
三協アルミショールームで見られるもの
三協アルミは、ドアや窓などの住宅建材や門やカーポートなどの外構関連の建材など様々な商品を取り扱っています。
名古屋ショールームでは、そういった商品を直に見てきました。
私達が見てみたかったものの一つにカーポートがありました。
カーポートは展示するのになかなかの場所をとる商品だと思いますが、安いものから高いものまで結構種類を取り揃えていて参考になりました。
安いのでも良さそうって判断するのとができました。
玄関ドアの違い
さて、本題の玄関ドアについてです。
一条工務店で選択できる玄関ドアには、プロセレーネとファノーバの2種類があります。
デザインが違いますが、どちらにもモダンなものから木調のものまで、大まかなジャンルは揃っているかと思います。
それぞれの商品の特徴について、設計士さんに教えてもらっていたこともありますが、ショールームで改めて確認したこと、新たに分かったことを書いていきます。
ショールームで分かったこと
1 断熱性の違い
違いの一つは断熱性です。
プロセレーネの方が高い断熱性のものがあり、ファノーバはその高いものには及ばないとのこと。
ただし、プロセレーネでもファノーバほどの断熱性しかないものもあるそうです。
ただ、スタッフの方は断熱性のことをそこまで強調されませんでした。
だから、詳しい断熱性の説明は聞いていませんので、正確な情報は確認し直す必要があるかと思います。
売りになるほどの差とは捉えてみえないのかもしれません。
2 価格の違い
プロセレーネとファノーバでは、断熱性の違いからかプロセレーネの方が概ね価格が高くなっているそうです。
これは、ショールームに行く前から分かっていたことです。
ショールームに行って、プロセレーネの中、ファノーバの中でも、価格に違いがあることが分かりました。
後日、設計士さんと営業さんにお話すると、ご存知ではなかったようで、少し驚いてみえました。
その差は、数万円。
例えば、ファノーバには私が確認した限りでも27万円のものから33万円のものがありました。
その差、6万円で、なかなかの額ですね。
実物を見てみると、高いもののほうが凹凸が大きかったりして重厚感があるものが多い印象を受けました。
3 近くで見てみると
ショールームだからこそ、近~くで見ることができます。
触ることができます。
近くで見て、触ることで感じたことが2つあります。
一つ目は、先ほども出た立体感。
平面の写真からではなかなか分かりません。
どの部分がどの程度出ているのか。
平らですっきりしている方がいい、凹凸があって重厚感がある方がいいなどのご自分の思いを確認することにもなると思います。
二つ目は、材質。
例えば私が見た限り、木彫のものは木彫風であって、木材を使用しているわけではありません。
木彫風のパネルが貼られています。
それが悪いかどうかは、人それぞれの感覚かと思います。
遠くから見ればわかりませんし、こんなこと言っている私も木彫風の玄関ドアにしました。
また、同じ木彫でも色によって違う印象を受けました。
ナチュラルな色よりも、ビターな方が本物の期の雰囲気がありました。
色が濃い分、細かい部分が目立たず、パネル感が減るということだろうと思います。
こんなものもありました。
窓が柵のようになっているもので、その柵の造りが柔いように感じました。
4 電子錠(電子キー)との関係
(1)電子錠とは?
玄関ドアには、オプションとして電子錠をつけることができます。
鍵を鍵穴に刺さずに、鍵をカバンやポケットなどに入れておけば、ボタンを押して開錠・施錠ができるというものです。
この電子錠には、UBキーガルとe-エントリーの2種類があるのですが、玄関ドアの種類によって取り付ける電子錠が決まります。
(2)ドアと電子錠の組み合わせ
UBキーガルが付けられるのが、プロセレーネです。
取っ手の上に、楕円のような鍵穴がつきます。
e-エントリーが付けられるのが、ファノーバです。
取っ手の上に、四角い鍵穴がつきます。
(写真の左のドアは、e-エントリーが付けられた一条工務店では設定にない玄関ドアです。)
(3)機能の違い
ボタンを押して解錠・施錠するという機能は、もちろんどちらにもある機能です。
しかし、e-エントリーにはさらにもう一段階上の機能があります。
鍵を持っている状態でドアに近づくと、それだけで解錠されるというノータッチ機能です。
ボタンを押す手間さえないのです。
わが家の結論
以上のことを踏まえて我が家が出した結論は、「F-A16A」を採用することになりました。
ファノーバの木彫で、縦長の窓が2本入っている商品です。
色は、「ロイヤルペア」です。
以下、このような結論に至った理由です。
1 プロセレーネかファノーバか?
断熱性について、ファノーバは断熱性は劣るが、それが大きな差ではないだろうと判断したということ。
設計士さん、営業さん、ショールームスタッフのどなたも断熱性を理由にプロセレーネをおすすめする方はいませんでした。
だから、断熱性で選ぼうという気持ちにはなりませんでした。
電子錠について、ファノーバにつくe-エントリーが良いということ。
わが家でポイントとなったのは、デザインです。
特に妻のほうが、四角く鍵穴がついているe-エントリーのほうが可愛くて良いと言い、じゃあそれでとなりました。
近づくと解錠されるというノータッチ機能は、防犯性などを考えて使わないかもしれない。
しかし、使うという選択肢は残るので、デザイン性は◎だし、機能性も○となりました。
よってファノーバというのが、わが家の結論です。
2 ファノーバのどれにするか?
これこそ、ショールーム行ったからこその結論になります。
わが家が選んだ「F-A16A」は、ファノーバの中では価格が高い方でした。
価格が高ければ良いわけではありませんが、凹凸が大きく、重厚感がありました。
仕様書を見たときはもちろん、遠くから見たときには、あまり影響しませんが、近くで見たときに与える印象は変わります。
色を「ロイヤルペア」にしたのも、似た理由で近くで見た時に木の本物感が強く、その方がいいと思いました。
おわりに
私が、ショールームで学んだこと、それからの考察はいかがだったでしょうか。
最終的には、多くが好みが決め手になっていることが分かるかと思います。
種類の決めてとして、近くで見たときの印象について触れていますが、玄関ドアは正面の外観に影響を与える建材です。
遠くから見たときの印象の方が大切だと考えて、近くで見たときのことはあまり気にしないという人も多いかもしれません。
ただし、それはどの程度なら気にならないでしょうか。
それも人によって違うことです。
ショールーム巡りの毎回の締めの言葉となりますが、可能であればぜひショールームを訪ねて、ご自分の目で見て、感じて、考えてみることをおすすめします。
長文最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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