ショールーム巡り4つ目の記事、最終回となる予定です。
今回は、タンクレストイレをどのメーカーにするか?どの製品にするのか?についてです。
タンクレストイレを検討するために巡ったショールームは、TOTO、LIXIL、パナソニックの3つです。
私が家づくりを進めている一条工務店では、ウォシュレット付きのタンクトイレが、標準となっています。
トイレの本来の機能としては、申し分ありません。
私個人としては、タンクレストイレにそこまでこだわってはいませんでしたが、妻の希望もあり、グレードアップ品としてタンクレストイレを検討することにしました。
標準のタンクトイレとの差額で採用することができます。
以下では、検討のためショールームを巡って分かったこと、考えたことを中心にお伝えしたいと思います。
タンクレストイレの基本情報
私が契約した一条工務店では、TOTOのネオレスト、LIXILのサティス、パナソニックのアラウーノの3つからタンクレストイレを採用することができます。
1 特徴的な機能
タンクレストイレの機能は、仕様書やインターネット、カタログなどで確認することができます。
そういったものを見ると、機能には、それほど大きな差がないように思います。
汚れが付きにくいようにどのメーカーも、便器に特別な素材を使ったり、加工をしたりしています。
どのメーカーも、方法はそれぞれですが、節電・節水を謳っています。
特徴的なものだと私が思えたのは、アラウーノの洗浄機能くらいです。
水を流すと同時に、洗剤もともに流れ、洗ってくれるという機能です。
この機能は、私も惹かれるところでした。
2 価格
価格面では、同等であろうグレードのものを比べると、
アラウーノ ≒ サティス < ネオレスト
で、ネオレストが3万円もお高めです。
ただし、パナソニックとLIXILには、半額程度のグレードダウンのものもあります。
また、TOTOにもタンクを小さくして、タンクトイレだけれども、一見タンクレスに見れるGGというもあります。
3 ブランド
あとは、ブランド力でしょうか。
知名度、実績ともに高いTOTO。
そこに続くのLIXIL。(個人的には、地元愛知のメーカー)
電機メーカーの立場から新風を起こすパナソニック。
それぞれに、魅力があるかもしれません。
ショールーム巡り
とはいっても、実際に見てみることが大切というのが、この記事「ショールーム巡り」のねらいです。
トイレでショールーム巡りをして、確認すべきことって何でしょうか?
直接、そのメーカーの方から商品の売りを聞くのも意味があるとは思います。
しかし、特に大切なことは、直にそこに実物があるからこそ、できることです。
トイレの場合のそれって、何でしょう。
それは、、、
座り心地 です。
えっと思われた方ごめんなさい。
ただ、実際に座り比べてみた私としては、座り心地が、トイレ選びに大きな影響を与えたことは間違いがありません。
ぜひイメージしながら、下の記事を読んでみてください。
1 LIXIL サティス
サティスに座った第一印象は、「小さい」でした。
便座の穴がきゅっと絞られているような座り心地でした。
よく言うと、大便が搾り出されそうな感じ。
(下品に思われた方、すみません。。)
私は、ありでしたが、妻はあまりよくなかったみたいです。
また、男性が座って小便をした場合、前に出てしまいがちそうに思われました。
2 パナソニック アラウーノ
アラウーノは、第一印象「大きい」です。
便器も便座もそんな印象でした。
お尻がはまってしまいそうな感じ。
(実際はそんなことまずないと思います。あくまでも感覚です。)
3 TOTO ネオレスト
実際に回った順番もこの通り、TOTOが最後です。
しかし、この順番、内容で紹介していると、展開が見えてしまいそうですが、、続けます。
ネオレストに座った第一印象は、「あっ、これだ。」です。
大きさは、大きすぎず、小さすぎず。
座り心地は、ぴったり、安心した座り心地でした。
わが家の結論
皆様、お分かりの通り、我が家はタンクレストイレとしてネオレストを採用することを決定しました。
機能面では、パナソニックのアラウーノの洗浄機能以外、特筆すべき点はないように思いました。
価格面では、TOTOネオレストは劣ります。
ブランド力では、それぞれに魅力がありますが、間違いないだろうではTOTOだろうと思いました。
そして、ここまでお伝えしたように座り心地。
大きさ、座り心地ともに私たち夫婦にはぴったりでした。
感じ方は人それぞれかもしれませんが、座った感じの大きさについては、
サティス < ネオレスト < アラウーノ
と考えていただいて、いいと思います。
つまり、ブランドと座り心地で、我が家はタンクレストイレを選んだということになります。
おわりに
これは、完全に主観だと思います。
それぞれメリット、デメリットあります。
何をどう捉えて、どれを重視するかは人それぞれだとは思います。
ただ、カタログやネット、設計士さんからの説明だけでは分からないことがある。
直に、見てみる、触ってみる、座ってみるから分かるということがある。
ということです。
トイレは、避けては通れない生理現象を行う場所ですから、安心できる場所であってほしいですよね。
それを確かめるためにも、タンクレストイレのショールーム巡り、ぜひしてみてください。
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