間取り紹介、第6回となります。
今回は、子ども部屋です。
子ども部屋の数や広さをどのように考えたかについて、お伝えしたいと思います。
どうぞお付き合いください。
1 基本情報
(1)配置
我が家は、子供部屋を2階の北側に配置しました。
南北に細長い我が家の南側を夫婦の主寝室、北側を子供部屋のという間取りです。
この家にずっと住むのは私たち夫婦ですし、子供たちも小さいうちは、主寝室で一緒に寝る予定です。
そこで、主寝室を日当たりの面で優遇して、南側にしています。
また、ベランダは、基本的には南側に位置すると思います。
子どもが思春期などお年頃になったとき、子供部屋には入りにくくなるかもしれません。
そんな時期でも、ベランダに洗濯物がしやすいように、主寝室を南側に配置されています。
(2)間取り図
子ども部屋は2つとなっています。
線対称のほぼ同じ間取りです。
(3)他の部屋へのアクセス
2つの子ども部屋はともに、南側に2Fフロアとの出入口があります。
西(左)の子ども部屋のみ北側にベランダが付いています。
このベランダは、北側に位置しているため、洗濯物を干しために使うことはない予定です。
物干し竿かけも設置していません。
このベランダは、外玄関の上に位置しており、外から見たときの見た目をよくし、玄関の屋根としての機能を果たすことになります。
2 こだわりポイント
(1)子ども部屋をどんな広さにするか
広さは、4.83帖。
とっても狭目です。
もっと狭くすることも不可能ではないですが、最低でもこれくらいはほしいよねという広さだと思います。
他の部屋を優先させてもらった結果なのですが、親としての思いは次の通り。
子どもにプライベートな場所は、確保してあげる。
大人になるまでに、いろんな時期や出来事があるだろうから。
しかし、そこだけにとどまって欲しくはない。
リビングなどで一緒に過ごしたい。
小さい頃は、寝るのも同じ主寝室で。
そんな思いで、狭くさせてもらいました。
大学卒業まで家にいたとして、22年。
長いようですが、夫婦がともに過ごす期間に比べたら、その半分もない限られた期間です。
だからこそ、自然に家族で過ごす時間が、多くなればと願っています。
(2)子ども部屋の数をいくつにするか
家の設計が始まった段階では、私たち夫婦にはまだ子どもはいませんでした。
その段階で、部屋数を決めるってちょっとリスキーですよね。
そんな状況で出した結論が、2部屋です。
子どもが2人欲しいというのが、考え方の基本となっています。
実際に子ども2人となれば、完璧です。
しかし、赤ちゃんは授かりものですから、実際にはどうなるか分かりません。
いくつか想定してみました。
【生まれなかった場合】
夫婦の気持ちとしては、悲しいです。
しかし、間取りとしては、対応可能。
2部屋を書斎や納戸として活用可能です。
夫婦それぞれの趣味の部屋にだってできますね。
現在、妻のお腹に赤ちゃんを授かり、おそらく生まれてきてくれる段階にまで来たので、現実にはならなそうです。
間取りどうのこうのではなく、良かった。
【1人だった場合】
1部屋余ります。
これも、間取り的にはありですね。
余った部屋を納戸や書斎などとして、活用できます。
【3人だった場合】
これは、少し大変。
同性の2人を1部屋にということになりますかね。
シングルベット2台にはきついので、ダブルベットですね。
机は小さめのものということになると思います。
子どもの仲が悪かった場合は、末っ子は、主寝室に残るなんてこともあるかもしれませんね。
【それ以上】
4人目からは、、、これは想定してません。
きりがありませんからね。
間取り以上に、家計の方が心配です。
まぁ、あらためて今、想定するのであれば、個人部屋という考えはなくなると思われます。
勉強は、ダイニングやリビングで。
寝るのは、主寝室や子供部屋に分かれて。
収納は、部屋問わず分け合って。
となるでしょう。
ベットをやめて、たためるふとんにするのもありですね。
終わりに
以上、今回は、子供部屋の間取りについて、ご紹介しました。
子供部屋について、特に考えたのが、広さと部屋数でした。
これを考えるときの元となったのは、どのような家族になっていきたいかという夫婦としての願いです。
皆さんが考える家族のあり方と比べてみて、いかがでしょうか。
何かの参考にしていただければ、幸いです。
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