わが家にて1年3か月ほどの時を過ごしました。
その間、200万円ほどかけて設置した太陽光パネルもしっかり稼働をしてくれていました。
今回は、わが家の太陽光パネルが1年を通して、どのような推移で発電してくれたのかをご紹介します。
1 基本情報
太陽光パネルの発電量に関連しそうな基本情報です。
(1)家
地域 : 愛知県
ハウスメーカー : 一条工務店
商品 : i-cubeⅡ
広さ : 2階建て 111.17㎡ 33.63坪
太陽光パネル : 10.08kW
(2)電気の契約
電力会社 : 中部電力
契約種別 :
〈買い〉スマートライフプラン
〈売り〉再生可能エネルギーからの電力需給契約(余剰買取)
買取価格 : 1kWh=19円
買取期間 : 20年(太陽光パネルが基準のギリギリ10kWを越えています。)
2 わが家の発電量
(1)年間
年間の発電関わる数値は以下の通りです。
(イメージしやすいよう、ワット数ではなく額で示していきます。)
2019年2月~2020年1月のデータをもとにしています。
消費量 : ¥ 80,228 (月平均 ¥ 6,685)
売電量 : ¥201,671 (月平均 ¥16805)
⇒ 発電量 : ¥281,899 (月平均 ¥23,492)
消費量は、太陽光パネルで発電した電気の内、使用した電気の量です。
つまり、約8万円分の電気を電力会社から購入せずに、太陽光発電でまかなうことができたということになります。
売電量は、太陽光パネルで発電した電気の内、電力会社に売った電気の量です。
つまり、約20万円の収入があったということになります。
年間20万円の副収入があるってすごい大きいですよね。(そもそも太陽光パネルの初期費用が掛かっているわけではありますが。)
発電量とは、先ほどの消費量と売電量を合わせたものです。
太陽光パネルを設置したことで、年間28万円の得しているということになります。
(2)月別「売電量」
では、月別に各データをグラフで見ていきたいと思います。
注意点としては、3月中旬~5月は家庭の事情で家を空けておりましたので、どのデータも通常よりも高くなっています。
住んでいないとこんなくらいという参考にはなるかと思います。
まずは、売電量。
最も大きな山は、5月です。
5月は、約3万円も売電してくれています。
極端に大きいのは、住んでいなかったことが最も大きな要因でしょうが、梅雨前の日照時間の長さがあるかと思います。
日照時間としては7・8月も長いはずですが、エアコンの使用によって、発電した電気が消費にまわっていると考えられます。
反対に最も大きな谷になっているのが、12月です。
これには、日照時間の短さと暖房設備(床暖房)の使用が影響していると考えられます。
(3)月別「消費量」
続いて、消費量のグラフです。
先ほどの、夏のエアコン、冬の床暖房の使用による売電額への影響が読み取れます。
住んでいなかった3~5月は、当然、極端に安くになっていますね。
消費量が最も多いのは、8月です。
大量に発電している一方で、それを大量に消費している月であると言えそうです。
それに対して、冬の消費量は低くなっています。
そもそも発電量が少ないということ、そして、床暖房は気温の下がる夜により働いているが、夜は発電していないことによるものだと考えられます。
(4)月別「発電量」
最後に発電量です。
太陽光パネルで発電した電気量(ここまでで紹介した売電量と消費量を合わせたもの)になります。
電気の使用量の影響を受けていない、純粋に太陽光パネルがどれだけの電気を生み出したかの数値です。
5月と8月が、二つの山となっています。
どちらも約3.1万円分の電気を発電しいます。
間の6・7月も高くていいのではと思うのですが、これもまた梅雨による日照時間の影響かと考えられます。
同じ理由で、冬になるにつれて発電量は減少しています。
ただ、最も低い12月でも1.6万円分の電気を発電してくれていますね。
おわりに
今回は、わが家の太陽光発電の売電量・消費量・発電量を紹介させていただきました。
一条工務店で10kwの太陽光パネルを載せて、1kWhを19円で売電したわが家の場合でした。
私としては、よく働いているなぁといったところです。
これから家を建てようとされている方は、パネル量や買取価格などとを照らし合わせて、計算してみるのもいいかもしれません。
何か参考になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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